4歳の息子が「ムーミン会いたい」と言うので「ムーミンバレーパーク」に行きました。
口コミ等ではつまらない、おもしろくないと書かれていたので心配しながら行きました。
しかし、子連れで行くにはめちゃくちゃ楽しい場所でした。
もくじ
「ムーミンバレーパーク」とは?
※写真はムーミンバレーパーク入口前に着いてハイテンションの息子の様子。
「ムーミンバレーパーク」は埼玉県飯能市にあります。
北欧の生活をテーマにした「メッツァビレッジ」という施設とくっついているので、混乱するかもですが、メッツァビレッジの中にあるイメージで大丈夫です。
チケット
チケットの料金としては…
- 大人(中学生以上)3200円。前売り券3000円
- 子ども(4歳以上から小学生以下)2000円。前売り券1800円
となっています。
僕の家族であれば、息子が4歳なので合計8400円。
安くはありませんが、某夢の国一人分と考えたら少しだけオトクな気がしていました。
※某夢の国も大好きなので批判している訳ではありません。
アクセス
電車で行くのであれば西武池袋線「飯能駅」に行き、そこからメッツァ行きのバスに乗りましょう(バスも有料です)
飯能駅から歩くこともできますが、3.2km歩くようなので、僕であれば歩く気はありません。
バス代かけたくない!という思いがあるならば「JR東飯能駅」からのほうが2.6kmなので、近いです。
※公式ホームページいわく、現在は運行を休止していますが、JR東飯能駅からもバスが出ているようです。復帰はいつかは書いてありませんが…。
車で行くならば…
- 圏央道狭山日高インターチェンジから県道262号線経由約5.4km
- 圏央道青梅インターチェンジから県道218号線経由約11km
- 飯能駅北口から宮沢湖入り口まで約3.2km
という感じになっています。
駐車場はムーミンバレーパークまで遠い
駐車場は平日0円。土日祝日は最大1500円(1時間500円)と差がすごい…!
僕は平日に行くことができたのでとても得した気分でした。
ただ残念なことに2023年4月1日からは平日も1000円(2時間無料)かかることになります。土日祝は1分でも1500円です。
そしてムーミンバレーパークに行くまでに意外と歩きます。
子連れである場合は覚悟が必要かもしれません。
「ムーミンバレーパーク」はおもしろくない?いいやおもしろい
調べてみると「高い割におもしろくない」とか「つまらない」とかの口コミが多いムーミンバレーパーク。
確かに安くはないし、某夢の国等に比べたら派手さもありません。誰と行くかにもよると思います。
けれど4歳の息子と行ったムーミンバレーパークはとっても楽しい場所でした。息子はアニメのムーミンを見たことはありませんが、楽しんでいました。
ウェルカムゲートがかわいい
チケット売り場の手前にあるウェルカムゲートは、絵本風になっています。
僕の撮った写真では全く映えませんが、良いカメラで、良い腕で撮るときっとステキに写ることでしょう。
とにかくかわいいです。ムーミンバレーパークに入場する前からテンションが上がります。
水浴び小屋
入場して少し歩くと湖の上に何かありました。
どうやらムーミンパパの作った水浴び小屋のようです。
入ることはできませんが、覗くとなんとなく生活感がある感じでした。
すぐ傍がガチの湖なので気をつけましょう。
息子が転がり落ちそうなので、そそくさと立ち去りました。
ムーミン一家のおうち(ムーミン屋敷)に入れる
ムーミンのアニメを見たことがある方は馴染みのあるムーミン屋敷が本当にあるのです。
※僕はムーミンの絵本をあまり見たことがないので、絵本にも同じ屋敷があるかは不明
しかもこのムーミン屋敷、入ることができるのです。
入口は正面ではなく、なんと地下から。
少しわくわくしますよね。息子は怖がりなのでほんの少し怯えていました。
調味料やらなんやらが置いてある地下室から階段を上がります。
地下室から上がるとスタッフの方がいて、順番を待ちます。
階段が1つしかないので、1グループずつしか見学できないのです。
僕たちが行ったのは平日だったので、待ったとしても1グループ分だったのですが、休日はもっと待たされる可能性があります。
ミイの部屋を覗くことができたり、ムーミン一家の生活を知ることができたりとおもしろかったです。
4歳の息子も興味津々で隅々を観察していました。
展示施設「KOKEMUS(コケムス)」
3階建ての「コケムス」という展示施設があります。
展示以外にもレストランやお土産屋さんも入っている建物です。
正面を歩いていくと、落ち着いていてわくわくする道があります。
奥には知らない人がいました(ムーミンの作者です)
2階にはムーミン谷のジオラマがありました。
ミニチュア好きな僕としてはじっくり見ていたいところでしたが、時々鳴る隕石の落ちる音的なものに怯えて息子が逃げ出しました。
なのでゆっくりとは見れていません。
3階にはムーミンワールドが広がっていました。
アニメのムーミンしかほぼ見ていないので、僕の中のムーミンのイメージとは全く違う様子で、不思議な感覚でした。
息子は怖がって3階まで上がれませんでした。
キッズスペースがある
コケムスの2階にはキッズスペースがありました。
実は、ムーミンバレーパーク内で1番長く過ごしたのがここ。
息子は怖がりなので入りたくないところが多く、1番ゆったりと楽しめたのがこの場所なのです。
ムーミンの絵本が置いてあったり…
おもちゃも置いてありました。
平日ということもあってか、空いており、あそび放題でした。
気付くと他の男の子と意気投合しており、一緒にあそんでいた息子。
別れの時には「またあそぼうね」と手を振っていました。互いに地元ではないのでおそらく会うことはないでしょうが。
落書きをしてもいい窓ガラスがあって、僕のテンションが上がりました。
息子はあまり興味がなかったようで1筆描いておしまいでした。
勝手にあそんでくれるので、親としても軽く休憩でき、ありがたいスペースでした。
リトルミイのプレイスポット
ここはリトルミイのプレイスポットという施設です。
公演時間が決まっているので、時間はあらかじめ確認しておきましょう。
ミイのいたずらに笑ってしまいます。
ミイ関連の物語を聞くことができるのですが、スナフキンとミイの意外過ぎる関係について聞き、とても驚きました。
他にも色々
上で紹介した場所以外にも、スナフキンのテントだったり、灯台だったりがありました。スナフキンのテントはちょっと遠い…。
息子が行きたがっていた「ヘムレンさんの遊園地」は残念ながらメンテナンスで運休でしたが、あなたが行くときには入ることができるかもしれません。
紹介した場所以外にも楽しいスポットが色々あるので、ムーミン谷を冒険してみてくださいね。
ムーミンたちに会える
パーク内を歩いていたら、ムーミンに出会いました。
息子は「ムーミントロールに会えた!」と大喜び。ムーミンがムーミントロールという名前だと知ってから息子はムーミンという呼び名を認めていません。
他にもフローレン、リトルミイ、スナフキンに会うことができました。
息子はフローレンを髪のあるムーミンと言っていました。
スナフキンとリトルミイはなんと実写。というよりまんま人間でした。
スナフキンは普通にイケメンで、初め声を聞いたときは間宮祥太朗さんかと思ってしまいました。
リトルミイはリトルという言葉の意味を改めて考えさせられました。僕と身長が変わらなかった…。
ちなみにミイの化粧の感じが怖かったのか、息子は近寄ろうとしませんでした。気持ちは分かる。
キャラクターたちと写真を撮れる
ムーミン屋敷の前ではフローレンとスナフキンと一緒に写真を撮りました。
スナフキンが間宮祥太朗さんのような声で「写真、撮る?」と言ってきたのでこれは断れない。
もちろんムーミンとも家族で写真を撮りました。
曜日によっては会えない
なんと、曜日によってはいないキャラクターもいるのです。キャラクターにも私生活がありますよね。シフト?なんのことでしょう。
舞台にはムーミンとミイが現れて踊ってくれました。
しかし、それだけ。
息子は以前、ムーミンカフェでムーミンパパの大きなぬいぐるみとお茶をしたので、ムーミンパパのファン。
「ムーミンパパいないね…」と悲しそうでした。
ムーミンママやスニフ、あとなんかもじゃもじゃのやつもいませんでした。
スタッフの方いわく、休日であればいるとのこと。
平日に比べて多少混むのでしょうが、全キャラクターに会いたいのなら休日に行くことをおすすめします。
「ムーミンバレーパーク」のランチはとってもおいしい
コケムス1階にある「ムーミン谷の食堂」でランチをしました。
店内は想像以上におしゃれ。
壁が影絵風でこれまたおしゃれ。
怖がるか?と思っていたら息子も大喜びでした。
値段としては、メインが1400円〜になっているので、高めです。テーマパークと考えれば普通ですかね。
僕と嫁さんはハヤシライスふんわりたまご(1400円)とフライドチキン(500円)を食べました。
プライドチキンはさくさくで、想像以上にジューシーでおいしかったです。
ハヤシライスもおいしくて、卵はとろっとろでした。
食べられるスプーンも付いていましたが、味は可もなく不可もなく。おもしろいとは思いました。
息子はスプーンを食べる両親を見て「スプーン食べちゃだめでしょ!」と驚いていました。
息子はキッズミールセット(1300円)を食べました。
特にミートボールがとてもおいしかったようで、一口も分けてくれず、一瞬で消え去りました。
正直テーマパーク的なところに味の質まで求めていない(というか諦めている)わたくしハリーですが、全部おいしかったです。期待していなかった分もあるかもですが。
「ムーミンバレーパーク」のグッズはかわいい
ムーミンバレーパークにはかわいいグッズがたくさん売っていました。
写真のお店はコケムス1階にある「ムーミン谷の売店」
ムーミンたちのぬいぐるみやお皿、時計やら洋服、お菓子など色々売っていました。
1つひとつがかわいいので、眺めているだけでかわいいです。値段はかわいくないものがほとんどです。
ゲームでぬいぐるみをゲットできるかも!
パーク内には1回500円でできるゲームコーナーがあります。
僕はハンマーで叩いて魚を飛ばしてお皿に乗せるゲームをやって、ムーミンのぬいぐるみをゲット!ミイとムーミンを選べます。
でも使ったのは約3000円…普通に買える…。
ハンドルを回してゴールまでボールを導くゲーム。
これはカラーボールで軽いので、できる気がしませんでした…。
これはまた別の場所にあったゲーム。
5球転がして、3球が縦横斜めどれかで揃ったら景品ゲットなのですが、息子がやってゲットならず。
ここはニョロニョロのぬいぐるみがもらえます。
どのゲームも失敗してもピンバッジがもらえるのですが、やはりぬいぐるみが欲しい!と思ってしまいます。
「ムーミンバレーパーク」のオフィシャルホテルも良かった
ムーミンバレーパークであそんだ後は、オフィシャルホテルの1つ「マロウドイン飯能」に泊まりました。
ムーミンスペシャルルームに宿泊したら、ムーミンとミイのぬいぐるみがお出迎え。
息子は「会いたかったー」と抱きしめていました。持って帰りたいと言われなくてよかった…。
絵本が3冊あって、全て読みました。ムーミンの絵本は初めて見ましたが、独特な世界観でした。
ユニットバスの鏡にもムーミンたちがいました。かわいい。
スペシャルルームに泊まった特典として、限定のグッズがあるのも嬉しい。
特にマグカップはお気に入り。
ムーミンバレーパークのチケットも付いてきます。
ホテルとしては、部屋にムーミンたちがいること以外の特別はありませんでした。
けれど息子は大満足でした。
ディナーは「メッツァビレッジ」内のレストランで
ムーミンバレーパークに行くまでに通る「メッツァビレッジ」には、レストランがたくさんあります。
僕ら一家は「tomateria GOTO」というトマト中心のメニューのお店でディナーを楽しみました。
メッツァビレッジ内のお店は土日祝日に比べて平日は営業時間が短いので注意が必要です。
「ムーミンバレーパーク」の口コミ
良い評価
- 絵本の中のような世界観
- ムーミンに癒やされる
- 小説に書かれた細かい内容まで再現されている
- 色々な発見があっておもしろい
- 開園から閉園まで楽しめた
- ショーは簡潔だけど一体感があって楽しめる内容だった
- フォトスポットがたくさん
- ムーミン好きにはたまらない
- オープン時に入園したら、スタッフの方々が気持ち良く出迎えてくれた
- 平日だったので、待ち時間なく楽しむことができた
- 園内の雰囲気がいい
- テーブルやベンチがたくさん設置されているため、のんびり過ごすことができる
- 限定のムーミングッズがあり、かわいかった
- 口コミを見て期待していなかったが、行ってみたら自然がいっぱいで癒やされた
- パーク内を散歩しているだけでも癒やされる
- リトルミイとの会話が楽しかった。役作りをがんばっていた
- 授乳室がとてもきれいで広かった
- アスレチックが楽しい
- お土産のスイーツがおいしい
- テーマパークにしては食事がおいしく感じた
- コーヒーがおいしい
良い口コミを残している方は、全体的にパーク内の自然や世界観など、雰囲気を心から楽しんでいるように感じました。
アトラクションに期待して行くとちょっと残念に感じるかもしれませんね。
悪い評価
- チケットが高い
- 公園の延長のような感じ
- ムーミン屋敷で子どもが階段を降りる際、スタッフに急かされた
- スタッフの愛想がない
- スタッフの対応が悪い
- 二度と行かない
- ご飯が高いのにおいしくなかった
- 高いのだから、もう少しアトラクションを充実させるべき
- アトラクションが少ない
- 有料の公園に、ムーミン風なものが散りばめられているだけ
- リトルミイとの写真撮影で悪口を言われた
特に多かったのは、スタッフの対応が悪い、愛想が悪いという口コミでした。
僕が行ったときには息子にもとても丁寧にやさしく関わってもらい、嫌だなと思うことはありませんでした。
もうそのようなスタッフはいないのか、もしくは曜日によって当たり外れがあるかは分かりません。
まとめ
ムーミンバレーパークは、湖や木など、自然がたくさんあって癒やされます。
自然豊かで大きな公園にムーミンの世界観が散りばめられている感じで、小さな発見が楽しめます。
4歳の息子も自然と歩いたり走ったり、色々なところを観察しながら楽しんでいました。特に楽しんだのはキッズスペースですが。
僕らはムーミンの大ファン!という訳ではありません。
なので僕ら夫婦二人で行っていたらちょっと高いかな…と思っていたかもしれません。
けれど息子と3人で行ったムーミンバレーパークは、また行きたいと思えるほどすてきでした。