僕は嫁さんと、3歳(当時)の息子を連れて車で東北一周の旅行に行きました。
なぜ東北かって?嫁さんの実家とお義姉さんの家があるので、挨拶がてら旅行しちゃおうぜ!ってことで一周しました。
3歳である息子が楽しめるスポットを中心に旅をしたので、その紹介と、ずばりお金がいくらかかったかをお伝えしたいと思います。
もくじ
3歳児を連れての東北一周旅行。何にいくらかかったのか
- 高速代29690円
- 駐車場代2100円
- ガソリン代17784円
- 宿泊代54330円
- 食べ物・飲み物代56633円
- 娯楽代34830円
- お土産代18161円
合計で213528円です。だいたいです。記録してないのとかもあるかもなので。
ビジネスホテルを利用し、出来る限り宿泊代を抑えたのでまだこの値段ですが、ここを考えないともっと大変になったことでしょう。
7泊なのでかなり意識しました。
自分としてはほぼ想定した金額でした。でも安くはない…。
東北のどこに行ったのか
東北一周ということで、東北全県に宿泊したハリー家。
嫁さんの実家やお義姉さんの家を除いて、子どもが楽しめるスポットを巡ってきたので紹介したいと思います!
1日目(土曜日)福島県からスタート!
旅行は土曜日から次の週の土曜日まで、7泊8日(+車中泊)で過ごしました。
スタートは金曜日の夜から、福島県のいわき市までビューンと高速で3時間半くらい。
意外と早く着いたので、ドライブしたり、仮眠をとったり…
土曜日、ハワイアンズに行く予定ではあったのですが、まだ朝の6時前と早かったので…
アクアマリンふくしまという水族館のあるアクアマリンマリンパークなるものの近くで過ごしました。
もちろんお店はコンビニくらいしかやっていないので、公園であそんだり、海を眺めたりして過ごしました。
意外とおもしろかったのは、目の前にある大きなイオンの窓を掃除する業者の様子を眺めていることでした(笑)
そして同じくいわき市にある「食処くさの根」へ。
朝の8時から海鮮丼を頂きました!限定10食とかだったかな?
おいしかったです。
からの「スパリゾートハワイアンズ」アソビューでちょっと安くなりました。
息子は大きなウォータースライダーに挑戦したいと思っていたようですが、3歳なので無理でした。
けれど幼児用のプールに初めてのゴーグルと初めての浮き輪を身に着けて大はしゃぎ。
コロナのせいもあって、大きなプールは生まれて初めてでしたが、怖がることなく楽しんでいました。
幼児用のプールにもウォータースライダーではないですが、いくつか小さなすべり台があって、それを何度も繰り返していました。
けっこうお店が多いので、ランチでは食べたいものを選ぶ楽しみもありました。
次は泊まりで行きたい!
福島から宮城県へ
スパリゾートハワイアンズを出たら高速に乗り、宮城県の「炭火焼き牛たん たんや善治郎(多賀城店)」でディナー。
2500円くらいの、牛タンのつくねやソーセージ、茹でタンまである定食を注文。
まあこれがおいしくて、ボリュームがなかなかで満足感でいっぱいでした。
ちなみに息子は牛タンワンタン麺を頼みましたが、これもおいしかったです。
そして、ホテルに一泊。
2日目(日曜日)宮城県仙台市
2日目の日曜日は仙台の「アンパンマンミュージアム」に行きました。
息子はアニメのアンパンマンを見ることはほとんどないのですが(1歳半くらいの時にちょろっと)写真で見せたら行きたいとのことで今回は行くことに。
子どもも大人も2000円というのに最初は抵抗がありつつも(大人を安くすれば納得かも)3歳の息子が大喜びで、色々な仕掛けのあるアンパンマンミュージアム内をあそび回ってました。
日曜日なので、空いてはいませんでしたが、想像よりかは混雑感を感じませんでした。
仙台のアンパンマンミュージアム限定にはなりますが、しょくぱんまんがとーーーってもおいしかったのでおすすめ!甘党の方にしかおすすめできませんが。
アンパンマンミュージアムの後は「JRフルーツパーク」というところへ。
いちご狩りを楽しみました。
練乳も売っているので、もちろん買っちゃう甘党であり、脂肪と仲良しな僕。
幸せでした。
レストラン・カフェのご飯やスイーツも滅茶苦茶おいしそうでした。
宮城県から岩手県へ
いちご狩りをして満足感と贅沢感に包まれたあとは岩手県へ。
「やまなか家」という焼肉屋さんに行きました。
岩手と言ったら冷麺のイメージがあるので、冷麺を注文。間違いないおいしさでした。
焼肉もおいしかった!
この日は岩手県の一関市に一泊。
3日目(月曜日)岩手県一関市
3日目は岩手県一関市にある「かっこう団子」を食べに厳美渓に行きました。
このかっこう団子。
味はもちろんとてもおいしいのですが、購入の際の風景が普通ではないのです。
空を飛んできます。お店でも食べられますけどね。
500円と特別高い訳でもないので気になったらぜひ食べてみてくださいね。
正直言うと息子はみたらし1個しか食べませんでしたが、団子の購入方法はおもしろかったようで喜んでました。
お団子を楽しんだあとは同じ一関市にある「アーク牧場」へ。同じ一関市でも意外と距離はあります。
入園料は大人800円。4歳からお金がかかるので、息子は無料でした。
モルモットやらうさぎ、ひつじやらカンガルーやらやぎやら豚やら色々な動物を見たり触れたりできます。モルモットの鳴き声に癒やされました。
この牧場の特徴として、広い牧場内を車で回ることができます。けっこう広いのでこれは嬉しいです。
1番感動したのは牧場内の自然食レストラン「テイルズ」でのランチでした。写真ブレブレでごめんなさい。
大人2000円のビュッフェ形式だったのですが、どれもこれもおいしいのです。
特にボロネーゼとハンバーグが最高でした。
息子は温玉にボロネーゼを入れて混ぜて食べることにハマっていました。何回おかわりしたことか…3歳だから無料ですが、申し訳なさを感じるほど食べていました(笑)
このレストランにだけ来る人もいるようですよ。
岩手県から青森県の八戸市へ
牧場のあとは青森県の八戸市へビューンと移動しました。
その日はお寿司を買ってホテルで食べて一泊しました。
4日目(火曜日)青森県八戸市
4日目は青森県八戸市にある「八戸公園こどもの国」に行きました。
八戸公園こどもの国には、バーベキューや交通広場などがあって楽しい公園になっています。
それだけでなく、小さな遊園地まであるんです。
フリーパスはないのですが、3歳の息子があそぶのにはちょうど良い広さで、とても楽しんでいました。
1番は遊園地じゃなくてもできるバッテリーカーを楽しんでいました(笑)
さる山があったり、リスがいたりと数種類の動物たちまで見ることができて楽しい公園でした。
4日目のランチは八戸市にある「食事処 和こ」へ。
定食メインのお店で、ボリュームもあってとってもおいしかったです。
青森県の八戸市から青森市へ
どうしても、食べたいものがあったので、県を移動せずに八戸市から青森市へ移動。
4日目の夜ご飯は…
「函館グルメ回転ずし函太郎(青森佃店)」というお店でちょっと高めの回転寿司を楽しみました。
値段がそれなりにするだけあり、100円の回転寿司よりもおいしく感じました。旅行だから気分もあるかも。
わさび抜きを頼むとついてくる魚の描かれた旗がかわいかったです。
更にそれは3枚で1つだったか、子どもはおもちゃなどと交換できるので、息子はとても喜んでいました。子連れに嬉しいお店です。
そしてこの後はホテルに一泊。
5日目(水曜日)前半は青森市
僕が今回の東北旅行で絶対行ってみたいと思っていたのが「青森魚菜センター」です。
この市場では「のっけ丼」と言って自分で好きなものを乗せた丼を作ることができるんです。
1500円で10枚のチケットを買ったら1枚を使用してご飯と交換します。
残りのチケットで好きな具材と交換して自分だけの海鮮丼が作れるのですが、市場内をぐるっと見ながら何を乗せようか〜と考えるだけでも楽しいんです。
7:00からやってるので、今回は朝食として頂きましたが、最高でした。
3歳の息子も大好きなエビをたくさん乗せて、いくらも乗せて喜んでいました。
5日目(水曜日)後半は秋田県秋田市
のっけ丼を食べたあとは高速をビューンと走って秋田県秋田市にある「秋田市大森山動物園」へ。
入ってすぐに出迎えてくれるカワウソに癒やされる大森山動物園ですが、入園料は大人730円、高校生以下無料とかなりお得な動物園です。
ぞうやカンガルーやさるやキリンなど、たくさんの動物に会えるだけでなく…
アソヴェの森という空中観察型遊具がありました。
上から動物を観察することができるのですが、ローラーすべり台もあってただの複合遊具として利用するだけでも楽しいんです。
これには息子も大喜び。動物園ということを忘れていそうでした(笑)
更に更に…
大森山動物には「大森山ゆうえんちアニパ」という遊園地まで併設されているのですよ。
もちろんお金はかかりますが、小さな子どもが楽しめる乗り物があるので3歳の息子も楽しそうでした。
今回僕は青森から直行したので、午後から大森山動物に入ったのですが、動物だけでなく、遊具や遊園地も楽しめる場所なので、朝から行くことをおすすめしますよ!もっとあそびたかった…。
秋田市から美郷町へ
5日目の夜はイオンモール大曲の中にある「南部家敷」で食事にしました。
南部家敷は岩手を中心に宮城や秋田にもある和食レストランです。
どうしてもカツ丼が食べたくてこの店にしたのですが、おいしかったです。
そしてその後は美郷町のホテルで一泊しました。
6日目(木曜日)秋田県横手市
6日目は秋田県横手市にある「秋田ふるさと村」に行きました。
秋田ふるさと村自体は入場料も駐車場も無料。
けれどあそぶ場所やプラネタリウムなどは有料です。
ここワンダーキャッスルは高校生以上600円。小・中学生は400円で入ることができます。
中には色々なおもちゃや…
ボールプールや遊具があってかなり楽しめます。
高いところからのすべり台は勢いがすごくて笑えます。
更にトリックアートなんかもあって、息子はこの中だけで1日過ごす勢いでした。
ただ、入場時間が9:30〜12:40もしくは13:10〜16:40のどちらかで、再入場不可なので、1日いることはできないのが残念です。もう一回入場料を払えばいられますが。
ランチは秋田ふるさと村内で黒毛和牛の乗った横手焼きそばを食べました。
横手市に行ったら絶対に食べようと思っていた横手焼きそばでしたが、もうね、滅茶苦茶おいしかったです。
これはぜひ1度食べて頂きたい。
秋田県から山形県東田川郡庄内町へ
山形へ移動してから早めのディナーを楽しみました。
お店の名前は「ホワイトハウス」
外観からも年季を感じますが、開けてみると暗くて昔はバーか何かだったような雰囲気で内心大丈夫かな…と思ってしまいました。
けれど子連れに嬉しい禁煙ですし…
どれもご飯がおいしいのなんのって!
写真ブレブレですが、僕はハンバーグカレーを頼みました。まさかサラダも味噌汁もついているとは…!
カレーは最初甘いけど後から少し辛味がきて、初めて味わう感覚で滅茶苦茶おいしかったです。ハンバーグもカレーと合う。
嫁さんが頼んだホルモン定食も、息子が頼んだシーフードピザも大当たりでした。
3人で2500円と値段もかなり安いので、今回の旅行でまた行きたい!と1番思うご飯屋さんでした。
そしてこの日は同じく庄内町のホテルに一泊しました。
7日目(金曜日)山形県鶴岡市
7日目は山形県鶴岡市の「加茂水族館」に行きました。
加茂水族館は入館料が大人1000円、幼児は無料なので息子は無料でした。
とても小さな水族館ではありますが、クラゲの種類は世界で1番なのです。
クラゲ好きにはたまらない水族館になっています。
色々なクラゲがいて癒やされます。
大きなミズクラゲの水槽があって、グランドピアノを弾けるようになっていたりと、他ではなかなか味わえない感動のある水族館でした。
アザラシやアシカのことを詳しく教えてくれるちょっとしたショーみたいなのもあって、息子は喜んでいました。
お値段はなかなかしますが、ふぐの刺し身を食べられるお店があります。
海を見ながらのランチはなかなかのものでした。味もおいしかった。
加茂水族館の後は、距離は意外とありますが、同じく鶴岡市にある「カフェ・エイチ&ピー・バイ・ハート&ピース」に行きました。
なんだかどうしてもパンケーキが食べたくなってしまって。
出てきたパンケーキがこれ。想像と全く違った。
でもこれもうふわっふわで空気食べているような感覚(言い過ぎ)で、これはパンケーキと呼んでいいの?と思うものでした。
これをパンケーキと呼ぶならば、僕は今まで食べたパンケーキの中で1番おいしかったと言えます。
そのまま食べてもおいしいのですが、ついてくるバターやメープルシロップをかけると更においしいです。
カスタードクリームとアイスクリームのトッピングを追加しましたが、贅沢過ぎました。
クレープや飲み物もとてもおいしかったです。
山形県から福島県郡山市へ
その日の夜は鶴岡市から福島県郡山市へ行きました。
そして夜ご飯は「益元」というお店で食べました。
釜飯が食べたくてこのお店にしたのですが、とってもおいしかったです。
釜飯って、意外と底が浅くて少ないイメージだったのですが、ここの釜飯は満足できる量でした。
そしてホテルに一泊。
8日目(土曜日)福島県いわき市 最終日
最終日は初日に行った福島県いわき市に行きました。
いわき市にある大きな水族館「アクアマリンふくしま」に行くことに。
入館料は大人1850円。未就学児は無料。規模を考えると滅茶苦茶安いと思います。
アクアマリンふくしまは、魚を鑑賞することだけではなく、色々と楽しむことができる水族館なのです。
イルカのショーやアシカのショーなどはないけど…
蛇の目ビーチという人工のビーチがあります(2022年は4月29日(金・祝)~11月30日(水)まで入ることができます)
世界最大級のタッチプールということで、ヒトデやナマコなどの生き物に触れることができたり、息子のように海藻を集めてあそんだりすることができます。
タッチプール以外にも、釣り場がありました。
釣り場では入館料と別でお金はかかりますが、とても簡単に釣りを楽しむことができます。
以前から釣りをしたがっていた3歳息子は大喜び。
更にそれをすぐに揚げてくれるので釣りだけでなく、味も楽しむことができます。そして超おいしかったです。
他にも遊具であそべるところがあったりと、1日あそび尽くせます。
水槽の魚を見ながらお寿司を食べるという貴重な体験もできますよ。
子どもと行くならとてもおすすめな水族館です。
そして泣く泣く帰宅
日曜日はゆっくりしようと、8日目(土曜日)の福島から泣く泣く家に帰りました。
思い出と共に、首都高の渋滞と共に帰りました。
まとめ
7泊8日の東北一周旅行はとても楽しいものでした。
息子も体調を崩すことなく、元気に楽しむことができたし、ホテルを転々としたため、運転も思ったよりキツくなかったです。嫁さんと交代で運転できるのもでかい。
ただ、7泊8日だからこそ余裕がありましたが、これが少なくなると相当厳しかったと思います。
青森に2泊したので、それを1泊にしたとして、最低でも6泊7日は必要だと思うので、東北一周する!という場合には参考にしてみてくださいね。
また、どの県も魅力がたっぷりなのにちょこっとしか味わえなかったので、次はこの県だけ泊まる…ということにして3泊ぐらいもありだなと思いました。
特に福島県は東京からもそこまで遠くないし、ハワイアンズに泊まってみたいのでまた行きます。必ず。そしてアクアマリンふくしまはまた行きます。必ず。
お金と時間はかかりますが、3歳の息子も「今日はどこお泊り?」と毎日楽しんでいたので本当に行って良かったです。
あなたもぜひ、お子さんを連れて東北旅行に行ってみてくださいね。