4歳の息子は動物が大好き。
せっかく平日休みなんだし、動物園行こうかーと「多摩動物公園」に行きました。
多摩動物公園は入園料が大人600円ととっても安い。
そして嫁さんが会いたいとずっと言っていたコアラもいるってことで行きました。
広くて健康的だし、たくさんのかわいい動物たちに会えるので、600円なら大大大満足の動物園でした。
もくじ
「多摩動物公園」は広くて動物がたくさんいるのに入園料が600円!
入口から広さを感じ取れる多摩動物公園。
大きな象の像が待ち構えています。
入園料は大人600円
何度も言いますが、大人(16〜64歳)までは入園料が600円という驚きの安さ。
中学生は200円で、小学生までは無料です。
4歳である息子はもちろん無料です。
嫁さんと僕のを合わせても1200円なので、他の動物園(上野動物園などは別ですが)の一人分よりも安いです。
年間パスポートも2400円で売っていますが、距離的に5回も来れないので買いません。
近場に住んでたら多分買ってます。
※僕らの行った2022年11月はチケットの予約不要でした。
再入園もできる
ちょっと荷物を車に忘れちゃったとか、ランチは外で…なんて時も安心。
退園しても、再入園することができます。
改札係員の方に声をかけましょう。
駐車場
我らハリー1家は、車で行きました。
実は多摩動物公園自体の一般駐車場はありません。
ですが、京王ストア運営のものだったり、他にも駐車場がいくつかあるのでそちらに駐めることになります。
僕が行ったのは平日でしたが、1日600円の場所に駐めることができました(上写真の場所)
駐車場の場所によって時間制だったり、平日か土日祝日かによっても料金が変わるので注意。
モノレール
多摩動物公園の目の前にはモノレールが走っていました。
我が家は車でしたが、もし公共交通機関を利用するならモノレールに乗って「多摩動物公園駅」で降りれば目の前。
息子も乗りたがっていました。
「多摩動物公園」の動物たち
多摩動物公園は広くて安いだけではありません。
地図を見ても分かるように、動物たちがたくさんいます。
メインとも言えるコアラはコアラ館にいます。
いましたいました。その愛くるしさと言ったらたまらん。
抱っこしたさにオーストラリアに行く人の気持ちが分かります。
嫁さんはコアラが大好きで、ずっとコアラに会いに行きたいと言っていたので大喜び。
僕はといえば、肉眼で見るのは初めてだ!と一人で驚きながら眺めていました。
息子は最初かわいいと言っていましたが、動きがないのですぐに飽きてしまいました。
嫁さんとしてはもっと近くで見たい!と欲が深くなりました。
コアラによって表情が全然違うのがおもしろかったです。
なんとなく社長的な貫禄を感じます。
入口から少し行ったところの掲示板にてモグラを発見した息子。
「モグラのいえ」なるものがあると知って向かいました。
※平日限定なので注意。
モグラの家はなんとなく隔離されている雰囲気。
階段を上ってモグラのいえの前に来ると、モグラ先輩のありがたいお言葉がありました。
「死ぬわけねーだろ!!」というワードだけが先に目に入り、おいおいいきなりハードだなと思ってしまった僕です。
中には何匹かもぐらがいるとのことですが、よく分かりませんでした。
というかモゾモゾ動いてて、いるのは分かるけど見た目としてはよく分からないという感じです。
天井には通り道があって、糞やおしっこに気をつけてとのことだったので、運が良ければ歩いているところが見れるかもしれませんね。
息子は部屋の雰囲気が怖かったようです、早く出ようと逃げました。
サービス精神旺盛なのか、人に興味津々なのか、やたらマレーバクが泳いで壁に鼻をぶつけていました。
マレーバクをのぞく時、マレーバクもまたこちらをのぞいているのかもしれません。
カワウソは距離感がありましたが、それでもかわいい。
うさぎもいました。かわいい。
モルモットもいました。もふもふ動く様子がかわいい。
モルカー好きな息子はモルモットがお気に入り。
この日はふれあいが中止されていたので、息子は軽く怒っていました。
インコって小さいイメージがあったんですけど、そんなことないのですね。
オウムかと思いました。
たぬきが木登りしていました。
2匹でわちゃわちゃしている様子に癒やされました。
息子はたぬきよりも、たぬきのご飯(野菜や果物)に虫がたかっているのが気になり「ねぇあれどうするの?」と心配していました。
ハリー・ポッターで知名度がグンと上がったシロフクロウ。きれいでかわいい。
同じシロフクロウでも大きさや色、表情の違いがあって、比べるのも楽しい。
見ているだけで癒やされます。
トナカイがこちらを見ていました。ご飯をもらえると思ったのでしょうか。
息子はトナカイのツノが木の棒だと思ったようで「木がついてるよ」と言っていました。確かにそう見える。
撮影したときは気付かなかったのですが、見返してみたらバッチリカメラ目線だったエミュー。
なんだか不思議な鳴き声をしていました。
カンガルーたちはゴロゴロしていました。
タスマニアデビルはデビルという名前の割には見た目がかわいい。
名前の由来は鳴き声とか暗闇で目や耳が赤く光って見えて悪魔に取り憑かれているんじゃないかとかそんな感じと言われているそうです。
トラが良い感じでこちらを見ていました。
お尻を向けたらおしっこ飛ばしてくるってホントですかね?
オランウータンがゴロゴロしていました。
息子は「あそこ落ちたら危ないよねぇ」と一言。
運が良ければオランウータンが高さ15メートルにあるロープを渡る姿が見れるようですよ。
ユキヒョウはなんだかきれいでした。
関東では多摩動物公園でしか会うことができないようです。
動き回る愛くるしいレッサーパンダ。
あの尻尾に触れたくなります。
絵本や紙芝居のイメージからか、オオカミに怯えていた息子。
実際に見ると寝転がっていて、恐ろしさを全く感じなかったようです。むしろかわいい。
馬もいます。
向こう側にいた馬が急にこちらに向かって突進してきたと思ったらズザッと方向転換したので、砂利が飛んできました。
息子の顔とかに当たらなくてよかった。
近くでは見られませんでしたが、象もいました。
乗りたくなる背中をしています。
これはなんだったか…牛の仲間です。
壁についてるブラシを利用して頭ら辺を掻いているような姿がおもしろくてじっと見つめてしまいました。かしこい。
キリンがたくさんいて驚きました。
息子は「キリンさんのお家、ドア大きいね」とそちらを気にしていました。
入口近くにある多摩動物公園ウオッチングセンターという建物の中には…
パンダの標本がありました。元々上野動物園で飼育されていたパンダたちだそうです。
中にはヘビ、アオダイショウやらなんやらもいました。
昆虫館
昆虫園本館というものがありました。
虫が苦手な僕ら夫婦は敬遠したいところでしたが、息子が突撃。
色々と見たくないものが多く、僕としては楽しい思い出はありません。
昆虫館の前には昆虫生態園というものもあります。
ここでは、たくさんの蝶が解き放たれているようなのですが、入っていないので実際には見ていません。
オブジェ
多摩動物公園内にはいたるところにオブジェがあります。
息子は見つける度に上ってはしゃいでいました。
触れないで上らないで的なことは書いてなかったので多分大丈夫だと思いますが、だめなことだったらごめんなさい。
ライオンバス
ライオンバスは大人一人500円。息子も150円かかるから高いなぁと思って乗りませんでした。
けれど後々サファリパークみたいにライオンたちのいるところを走るバスだと知って後悔。
そんな素敵なバスなら安い。乗ればよかった…!
「多摩動物公園」はハイキング感覚でも楽しめるほど広い!
多摩動物公園は本当に広いです。
基本坂道なので、健康にもかなり良いので、ハイキング目的に行くのもありです。
ただ、小さなお子さんと行くなら疲れることが予想されますので注意が必要です。
ベビーカーを借りられる
小さな子ども連れだから、広いと大変。ベビーカーもないし…そんなあなたに朗報です。
多摩動物公園ではベビーカーの貸出があります。
ウオッチングセンター前で1日500円。
生後7ヶ月から4歳(18kg)くらいまでが対象です。
息子は4歳だけど、体重オーバーなので乗れません。
昆虫生態園、もぐらのいえ、コアラ館など、持ち込めない場所もあるので気をつけてくださいね。
無料シャトルバスがある
微妙な距離感からの写真になってしまいましたが、無料のシャトルバスがあります。
動物が描かれていて、水色だったり黄緑だったり、かわいいバスになっています。
今回は乗りませんでしたが、シャトルバスで上まで行って、歩きながら動物を見て帰ってくるというのも1つの手かなと思いました。
坂道が辛い方には嬉しいですよね。
時間としては10分ごとに出ていて、15:50が最終です。
乗り物好きなら乗るだけでも楽しめそうですね。
「多摩動物公園」はランチも楽しめる
僕ら家族は「サバンナキッチン」というレストランでランチを楽しみました。
ちなみにサバンナキッチンはキリンやライオンのいる方、アフリカ園側にあります。
メニューはこんな感じ。
目立ったものはないですが、値段はまあお手頃かなと僕は思いました。
1階と2階に食べるスペースがあって…
水槽があったりしてきれいだし、雰囲気も良しでした。
1階2階ともに外にも席がありました。
この日は暖かったので2階の外で食べることに。時々吹く風が気持ちよかったです。
ハヤシライス、ミートソース、カルボナーラをそれぞれ3人で食べましたが、ハヤシライスが個人的には1番おいしかったです。
カルボナーラはおいしいけどゆず?か何か柑橘系の風味がして特徴がありました。息子は口に入れた瞬間すごい顔をしていました。
サバンナキッチン以外にもランチを楽しめるところがいくつかあります。
コアラ館の近くにはコアラ休憩所とくっついた「コアラ館下売店」があります。
売店で買って、そのまま休憩所で食べられるので便利。
ゾウさん弁当がかわいいです。
動物園入口近くには「ズーカフェ」というカフェもあります。
カフェらしい軽食からソフトクリームなど。
ここでもぞうさん弁当があります。コアラ館下売店とはカタカナひらがな表記が違いますが、おそらく意味はないでしょうね。
スロープはキリンの股下を通るようになっていておもしろいです。息子は怯えて入りませんでしたが。
写真はありませんが、アフリカ園のアフリカ象の近くに「ライオンカフェ」というお店もあります。
ランチとは話が変わりますが、園内の色々なところにサーティワンアイスクリームの自動販売機があります。
息子は誘惑に負けました。めちゃくちゃおいしかった。
ベンチやテーブルがたくさん
園内のいたるところにベンチやテーブルがたくさんありました。
季節や天候にもよりますが、お弁当を持っていって、外で食べるのもありですよね。
僕らはお弁当は持っていってませんが、時々水分休憩の際に利用させてもらいました。
芝生でお弁当
園内のワシ・タカ広場は芝生の広場になっています。
おそらく遠足で来ていた小学生たちがワシ・タカ広場にてシートを広げてお弁当を食べていました。
暖かい日であればきっと気持ちよくて楽しいでしょうね。
まとめ
多摩動物公園は、広い故に動物との距離感が遠かったり、坂道がきつかったりするのでプラスばかりではありませんでした。
雨の日は坂道が滑るでしょうし、晴れの日に行きたいところです。
しかし、広いからこそたくさん歩いて健康的だし、混雑感が少なくて動物がたくさんいたのでとっても楽しかったです。
我が家からは遠いのであまり行けませんが、家の近くだったらすぐ行ってしまうだろうなと思う安さと楽しさでした。