僕は育休(育児休業)をとったら、自動的に育休手当(育児休業給付金)がもらえると思っていました。
でも…そんなことないんです。
雇用保険に入っていないと育児休業給付金はもらえない
僕はともかく、扶養に入っている嫁さんはどうだろう?と思って調べました。
扶養に入っていてももらえるのですが、雇用保険に入っていないと育児休業給付金はもらえないという事実を知ったのです。
※雇用保険と健康保険は別物です。
育休を考えているあなた、今すぐ雇用保険に加入しているか、給与明細をチェックしましょう。
雇用保険に入っているなら、保険料が引かれているはずです。
雇用保険に入る条件
雇用保険に加入するための条件は…
- 31日間以上の雇用契約
- 週20時間以上の労働時間
- 学生でないこと
です。
けれど、この週20時間、シフト制の勤務をしていると週によって20時間超えたり超えなかったりしますよね。
シフト制の目安としては、月87時間以上の労働時間になります。
特にこれからシフト制のパートをしようと考えていて、将来的に子育てすることを見据えているなら勤務時間についてしっかり考えてみてくださいね。
育児休業給付金をもらう条件
育児休業給付金をもらう条件として、そもそも雇用保険に入っている必要があることを伝えました。
それ以外にも…
- 1歳未満の子を養育するために、育児休業を取得した被保険者であること(2回まで分割取得可)
- 育児休業を開始した日前2年間に賃金支払基礎日数が11日以上ある(ない場合は就業した時間数が80時間以上の)月が12か月以上あること
という条件があります。
つまり、雇用保険に入ってから最低12ヶ月は働かなければならないのです。
※転職したばかりだとしても、2年以内で12ヶ月なので、前職で条件を満たしていれば大丈夫です。
他にも「育児休業期間中の各1ヶ月毎に、休業開始前の1ヶ月の賃金の8割以上が支払われていないこと」や、「育児休業期間中に就業している日数が各1ヶ月毎に10日以下であること」
という条件はありますが、まあ育休中にそこまで仕事されている方はあまりいないと思います。
育児休業給付金が欲しいなら雇用保険に加入しよう!(まとめ)
我が家の場合、雇用保険に入っていなかったために、育児休業給付金がもらえませんでした。
そのため、育休を当初の予定より大幅に短くするしかなくなってしまいました。
誰かが教えてくれていれば…とか、学生時代に授業で教えてくれ(多分忘れるけど)とか誰にもぶつけられない怒りと悔しさに包まれました。
そんな人が少しでも減りますように!と祈っております。
この記事を見た上で、うちの場合どうなのかしら…?とか疑問に思ったらハローワークに相談してみてくださいね。