雨の日や暑すぎる日、保育園から帰ったあと、とにかく家でも体を動かしていてほしい…
そして夜早くに寝てほしい…と思って室内でも使える大型遊具をお探しのあなた。
保育士として以前10年くらい勤めた僕がおすすめの大型遊具を紹介していきます。
もくじ
折りたたみすべり台
折りたたみできるすべり台は、収納の際に少しコンパクトにできるので、大型遊具を初めて買う人にもおすすめ。
ジャングルジム等はこれより基本的に大きいですからね。すべり台を置いてみれば今後大型遊具を検討する際の参考になりますよ。
で、すべり台なのであそび方はもちろんすべること。
息子は1歳の時から使っていますが、5歳になっても出すとあそんでいます。
繰り返し繰り返しすべることでけっこう体を動かしていますよ。
なんなら自分じゃなくても、ぬいぐるみやブロックの車などおもちゃをすべらせても楽しい!
気を付けてほしいのは、慣れないうちは登ってから足を前にして座る際に後ろに落ちる危険性が高いということ。マット等の上に設置することをおすすめします。
なので最初はあなたがついて見てあげてくださいね。
我が家はトイザらスのおりたたみすべり台を買った(というよりもらった)のですが、良い感じでしたよ。
ジャングルジム
子どもたちは何かに掴まって上るのが大好き。
なので室内でもなんでも上りたがるもの。開いてる棚やタンスを駆け上がることとかありませんか?
そんな時にはジャングルジムがぴったり!
永遠と上り下りを繰り返して体力を使い果たして静かに眠って頂きましょう。
物によってはすべり台がついていたり、ブランコがついていたりと場所はとるけど大盛り上がり間違いなしの大型遊具です。
ただ、物によっては体重制限が20キロとかで子どもによっては4歳5歳で使えなくなっちゃった…みたいなことがあり得るので注意。
有料の屋内遊び場や子育てサロンで見かける安定のアンパンマンジャングルジム。
2歳前後なら特に喜びそうです。
テント
我が家は上の画像の3点セットタイプを持っているのですが、ただのテントとしてだけでなく、トンネルでハイハイの特訓ができます。
そしてボールプールにもなります。ただ、ボールが少ないとちょっとさみしいですが。
トンネルくぐってあっち行ったりこっち行ったり体をたくさん動かします。
ボールを使って全力で投げ合えば体をたくさん動かします。
これで体力の消耗はバッチリです。
なんならお家でも、テントを張ってご飯やおやつを食べればピクニックごっこができるし、そこで寝ればキャンプごっこもできます。
家の中でも普段と違う場所で食べたり寝たりすれば気持ちが違うのでおすすめですよ。
ダンボールハウス
ダンボールハウスならほぼ無料で手作りできて壊れたら捨てられるというメリットがあります。
お子さんの年齢にもよりますが、一緒に作ることから始められ、絵の具で一緒に色をぬったり、何かを貼って飾ったりなどと作るところから楽しめます。
というか作るところが1番楽しいかもしれません。
作ったダンボールハウスの中でおままごとをしても良し、お店屋さんごっこをしても良し、中で本当にご飯を食べたり寝泊まりだって自由です。
自分が子どもの時に父親が作ってくれたのは今でも良い思い出です。
ただ、手作りとしての問題点は、資材が足りないというところ。
洗濯機を買い替えた!などがない限り、あるとしたらAmazonや楽天などで買ったあとの空ダンボールくらいでしょうか。
そのような場合は骨組みをダンボールで作って、後は新聞紙や他のいらない紙などを使ってテントタイプもおすすめですよ。
材料集めや作る時間がない!と思ったら買うのもありだと思いますよ。
ふわふわ遊具
ふわふわ遊具がお家にあったならば、永遠にぴょんぴょん飛び跳ねられます!
すべり台もついていればすべって上ってすべって上ってと体をたくさん動かして体力消耗!
家のものならすべり台側から上ったっていいんです!
トランポリンは体幹も鍛えられるので一石二鳥ですよね。
物によってはプールにも使えるふわふわ遊具もあるのです。楽しそう!
問題点としては、ふわふわ遊具を置ける環境があるかというところ。
お値段もけっこうしますしね…。
ただ、他の遊具に比べて断トツの特別感とわくわく感。そして体を動かすことを期待できる遊具ですよ。
トランポリン
息子も大好きですし、保育園の子どもたちも大好きでした。
1歳半くらいから割と楽しめます。ジャンプできなくても跳ねてる感じで楽しめます。
なんなら年長になっても、小学生になっても楽しめると思います。
大人の僕も好きです。実はだいたいのトランポリンは大人もできるように作られているのです。例外もあるかも…?
あ、ちなみにおりたためるトランポリンは多いですが、割とめんどくさいです。
僕としては脚を取って丸い面は立てて端っこにしまっておくのがベストだと勝手に思っています。
大型遊具の中では収納しやすいですし、小さなお子さんから大きくなるまで楽しめるのでコスパも良いですよ。
大型ソフトブロック
特にハイハイし始めから歩き始めた小さなお子さんにおすすめなのが大型のソフトブロックです。
やわらかいから転んで顔をぶつけても怪我をする心配がかなり少ないです。ただ、周りに落ちたら別ですが。
ハイハイで上り下りすれば腕やら腹筋やらが鍛えられるし、よちよち歩きで上り下りは体幹が鍛えられるしでソフトブロックはほんと良い遊具。
僕が0歳児クラス(0歳と1歳の子どもがいる)の担任だった時はかなーりお世話になりました。
大きくなったらジャンプ台にしたり、積み木のようにしたり、何か他のおもちゃを転がしてみたりと色々な使い方ができますよ。
肋木
肋木とは、小学校の体育館の端にあった、あのはしごのようなものです。
上ったり下りたり、ぶら下がったりととにかく全身を使う遊具で、子どもが全力で楽しめます。
僕のいた保育園には、ナガサワという会社の肋木があり、四方から上れたり、すべり台を取り付けられたりとかなり良いものでした。
楽しいけど置き場にはけっこう困ると思います…。
大型ブロック
子どもが入れるようなお家が作れる大きなブロックがあれば外に出なくても超楽しめます。
ああしようこうしようと考える力も育つし、作るだけでもそれなりの体力を使います。
ブロックで壁を作って新聞紙などの紙をたくさんちぎって入れれば紙のプールができますし、ボールプールなんかもできます。
ただのブロックとして使うだけでなく、他のおもちゃと組み合せればたくさん体を動かすあそびに発展させることができるのですよ。
家を作って中でお昼寝やご飯も楽しそうですね。
ブロックが好きなお子さんにおすすめの大型遊具です。
ウェイブバランス
小学校で馴染のある平均台のようなイメージで、落ちないようにあそぶものです。
平均台と違い、波々になっているので、もっと難易度が高いです。
更にカーブさせたりできるので、ただのまっすぐ歩く平均台じゃあ物足りない!というお子さんにもぴったり。
高さがないので、落ちたときの危険性が少なめです。
でも、何があるかは分からないので、マットの上など柔らかいところでやることをおすすめします。
色々な形にできるので、お子さんと一緒に設定をしてあそんでみてくださいね。
鉄棒
動くの大好きで体力有り余ってる!というお子さんには鉄棒がおすすめ。
永遠と回って頂ければ、その体力もいくらかは消耗されるはず。その前に目が回るかもですが。
小さなうちから鉄棒に慣れ親しんでいれば、小学校での難関の1つ「逆上がり」も簡単にクリアできるかもしれません。今も授業でやるのかな?
我が家にある鉄棒は高さの調節ができるので、小さなお子さんから大人まで楽しめるのです。
なので息子は初めはぶら下がるだけ、ジャンプや体を持ち上げる動作が上手になったら低くして、前回りができるように…と段階的にあそんでいます。
僕もこっそり、逆上がりの練習をしているのはナイショです。
使っていない時は、折り畳んで洗濯物を干すのがおすすめです。超個人的な感想です。
保管場所やお金の問題があるなら「サークルトイズ」でレンタルがおすすめ!
我が家にも大型遊具がたくさんありますが、1部屋埋まってるくらいの状態です。
捨てるときは粗大ゴミになるし、手間もなかなかのもの。
更に1つ1つの値段がけっこう高いのです。その分楽しいのですけどね。
ちなみに我が家の場合はスポンサー(という名のじぃじ)の出資によって支えられているのでなんとか成り立っています。
保管場所的にもお金的にもちょっときついな!と思ったあなた。
でも大丈夫!「サークルトイズ」というおもちゃのサブスクなら、大型遊具までレンタルすることができるのです。
車や自転車などの乗り物、ふわふわ遊具やトランポリンなど、色々な大型遊具があります。
しかも借りたいものを自分で選ぶことができるのがとっても良い!
大型遊具の入れ替えなんてなかなかできることではないので、子どもにとっては最高だと思いますよ。
家でも大型遊具でたくさん体を動かして発散しよう!(まとめ)
11種類の大型遊具を紹介させてもらいました。
全部揃えるとすごいお金と住まいを圧迫すると思うので、色々試したいと思うならレンタルがおすすめです。
けれど、お子さんにとって「絶対これがいい!」というものがあるなら買ってずーっとあそび続けるのもいいと思います。
ぜひ、大型遊具を使ってお子さんのストレスを発散させてあげてくださいね。子どものストレスが少ないと親である僕らもストレスが減りますしね。
そして早くに寝てもらいましょう!